膝を抱えて顔を俯けて
光の届かない 場所を探した
耳を塞ぎたくて手が足りなくて
息がつまるよ 面倒くさいな あぁ

知らないフリして独りを選んだ
霞んで見えない 眼鏡がないから
生きたくなくて自分を傷付けた
こんなんじゃ消えない 君の痛みは

ひとりぼっちじゃ生きていけないよ
そんな事解っているけれど
濁って淀んで穢れた僕じゃ
君を侵してしまうから

足りない 足りない 求めてしまうよ
黒く 黒く 染まるだけなのに
お願い 止めて 優しくしないで
これ以上惨めにさせないで

愛してしまうよ

君が照らしてしまうから
醜い僕は晒されてしまう
濁って淀んだこの黒を
受け入れて何て言わないから
僕の光にならないで

身体中が痛いんだ

欲しい 欲しい 君の様に僕も
白く 白く生きていたかった
お願い 触れないで 汚れてしまうよ
そんな君を見たくない筈なのに

もっと…… 愛して欲しいよ
君を黒く汚したとしても
濁って淀んで汚れた僕は
君と一つになりたいから

愛してしまった